日本版金融ビッグバンによって大手銀行の合併が相次いだ結果、ATMネットワークの相互乗り入れなどが進み、以前に比べるとはるかに便利になりました。
ですが、郵便貯金は早い時期から時間外や休日ATM手数料が無料であったり、日本全国に最大のネットワークを有していることなど、すでに一歩リードしている部分がありました。
また郵便振替についても、現在でこそネット銀行などに及びませんが口座間の資金移動については郵便貯金が最も安いという時期もありました。
郵便事業とリンクした機能もあります。例えば、代金引換郵便を発送した場合、先方から受け取った代金を郵便貯金に入金することが出来ます。
宅配便の代金収納サービスを使って銀行の口座に振り込んでもらうのと同じことですが、郵便局の場合だと一括したサービスを受けることが出来ます。
また、預金金利についても郵便局の金利は常に市中銀行よりも若干有利です。
もっとも、ゼロ金利時代の現在では、他にもっと有利な金利で運用できる金融商品はありますが、定額貯金など元本が保証された預金の中ではかなり有利な商品があります。
これは全て郵政民営化される前からあるサービスばかりです。民営化後はこれらのサービスがさらに良くなることが予想されますので、やはり郵便貯金は使えます。
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